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【可動域を超えると逆効果】関節の正しい可動域と筋トレでケガを防ぐ考え方

【可動域を超えると逆効果】関節の正しい可動域と筋トレでケガを防ぐ考え方

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「可動域は広いほどいい」

筋トレ界隈では、こんなイメージが根強くあります。

しかし実際には、

関節には“構造的に安全な可動域”があり、超えると負担が一気に増えることが分かっています。

特に

  • キックバック
  • レッグレイズ
  • 肩の外転・外旋種目

などは、可動域を取りにいきすぎて痛みにつながる代表例です。

この記事では

・関節ごとの「目安となる可動域」
・筋トレで“行きすぎてはいけない理由”
・安全に効かせるための考え方

を、解剖学・運動学ベースで解説します。

目次

そもそも関節の「可動域」とは何か?

この可動域を理解しておきましょう!

可動域=どこまで動くか、ではない

可動域(ROM)というと、「どこまで動かせるか」「柔らかいかどうか」だけで判断されがちです。

しかし実際の可動域は、

・骨の形状(骨構造)
・靭帯の硬さ
・関節包の余裕
・筋の伸張性と張力

といった構造的な要因の組み合わせで決まります。

つまり本人が“動かせる”と思っている範囲と、“安全に負荷をかけられる範囲”は一致しないということです。

筋トレにおいて重要なのは、「動いているか」ではなく、筋肉に適切な張力(テンション)が乗っているか

可動域の端まで動かしていても、

  • 骨で止まっている
  • 関節で支えている

状態では、筋トレとしての意味は薄くなります。

僕も前まで柔軟性はあればあるだけ良いと思っていました。
柔軟性がありすぎると怪我のリスクも増えると知り、正しい知識をつけるのは大切だと再認識しました。

股関節の可動域と筋トレの注意点

股関節は人間に必要不可欠であり、正常に動いていないと様々な代償が出てしまいます。

股関節伸展の目安角度

股関節伸展とは、脚を身体の後ろ側へ引く動きです。

解剖学的に見ると、股関節伸展の一般的な可動域は

👉 約10〜20°程度とされています。

これを超えて脚を上げようとすると、

・骨盤が前傾する
・腰椎が過剰に反る

といった代償動作が入りやすくなります。

この二つは反り腰の代表的な例で、腰を痛める原因になります。

この状態では「脚は上がっているけど、股関節はほとんど動いていない」ということが起こります。

👉 見た目の可動域と、実際に使えている可動域は別物という典型例です。

キックバックで「行きすぎる」と何が起きる?

ヒップキックバックでは、「高く脚を上げるほどお尻に効く」と思われがちです。

しかし実際には、股関節伸展が20°前後を超えたあたりから、

・腰が反る
・骨盤が前に倒れる

といった動きが強くなります。

その結果、

・大臀筋に乗っていた負荷が抜ける
・腰部や股関節前面の関節包にストレスが集中

してしまいます。

結果として、

・お尻に効かない
・腰が張る・痛くなる
・股関節の前側に違和感が出る

といったトラブルにつながりやすくなります。

キックバックは「高さ」より「骨盤の安定」

キックバックで最も重要なのは、脚の高さではなく、骨盤が動いていないことです。

✔ 正しい考え方としては、

  • 脚は無理に高く上げない
  • 骨盤がニュートラルを保てる範囲で止める
  • 可動域は狭くても問題ない

という意識が大切です。

骨盤が安定したまま動かせていれば、その範囲こそが安全に効かせられる可動域です。

「効かせる」ことと「関節を守る」ことは、実は同じ方向を向いています。

可動域を“超えた筋トレ”が危険な理由

① 関節構造の限界を超える

関節には、

  • 骨同士の噛み合い
  • 靭帯による制限
  • 関節包の張力

といった構造的なストッパーがあります。

これらは「それ以上動くと危険」というサインでもあります。

無理に可動域を超えた動きを続けると、筋肉ではなく、靭帯や関節包といった回復の遅い組織にストレスが集中します。

これが、「ある日突然痛くなる」慢性障害の正体です。

② 筋ではなく関節で耐える動きになる

可動域の終末(いちばん端)では、

  • 筋の張力が低下しやすい
  • 関節支持組織が負荷を受けやすい

という特徴があります。

この状態で感じる「効いてる感じ」は、実際には筋が働いているのではなく、伸ばされて痛いだけというケースも少なくありません。

筋トレは筋に負荷をかけるためのもの。

関節で耐える動きになった瞬間、目的から外れてしまいます。

可動域を広げたい人がやるべき順番

ここを理解しておきましょう。

① まずはコントロールできる可動域を作る

多くの人は「可動域を広げたい=ストレッチ」と考えます。

しかし本来は、コントロールできる可動域を増やすことが先です。

そのために有効なのが、

  • 軽めの負荷
  • ゆっくりしたテンポ
  • 可動域の途中で止める

といったトレーニング。

筋力と神経制御が伴ってこそ、その可動域は“使える可動域”になります。

② 筋トレ中は“安全域”を優先

フル可動域で動かすこと自体が

悪いわけではありません。

ただし、

  • 毎回フルで動かす必要はない
  • 「フルレンジ=正義」ではない

という視点が重要です。

筋トレ中は常に「効く範囲 × 安定」を最優先に考えましょう。

よくある質問

可動域は広いほうが筋肥大に有利?

筋が伸ばされた状態で負荷を受けることは、筋肥大に有利だとする研究は多くあります。

ただしそれは、関節構造の限界まで使うという意味ではありません。

「筋が伸びている範囲」と「関節の限界」は別物です。

柔らかい人ほどケガしやすい?

柔軟性が高いこと自体は悪いことではありません。

ただし、

・支えられる筋力がない
・コントロールできない

場合、可動域が広い=不安定になりやすく、ケガのリスクは高まります。

可動域と安定性は必ずセットで考える必要があります。

トレーナーから一言

可動域は「どこまで広げられるか」ではなく、「どこまで使いこなせるか」です。

筋トレで本当に大切なのは、

・大きく動くことではなく
安全に、狙った筋に効かせ続けること

関節が守られているからこそ、筋肉は長く・強く・継続的に成長していきます。

この記事を参考にぜひ安全にトレーニングしてみてください!

店舗情報

BEYOND 恵比寿店の店内風景

現在BEYOND 恵比寿店では無料体験トレーニングを実施中です!!

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是非、一度体験トレーニングにお越しください 

お問い合わせにつきましては、公式LINEよりお待ちしております!

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BEYOND 恵比寿店

〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2丁目19−7 VORT恵比寿dual`s 404

TEL:03-6412-7150

JR山手線恵比寿駅JR西口改札から徒歩7分 / JR埼京線恵比寿駅JR西口改札から徒歩7分

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この記事を書いた人

全国180店舗以上構えるBEYONDの恵比寿店で店長を行っています。
オープンから8年目を迎え多くのお客様にご愛顧いただいており有益な情報をお伝えできればと思います。

資格:柔道整復師
トレーナー歴:10年
経歴:ボディメイク大会多数入賞経験あり
年間セッション数2,200本以上
芸能人セッション多数担当

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