【本当に大丈夫！？】GLP-1やリベルサスについて

こんにちは！

BEYOND恵比寿店店長の堀内です！

この記事をご覧いただいている方へ。

この記事をご覧いただいている皆さまは、健康面に気を使い、食生活や運動習慣の見直し、フィットネスジムに通われている。もしくは、入会等をご検討されている健康意識の高い方々ではないでしょうか？

実際に、厚生労働省が、健康づくりのための身体活動基準・指針を作成し、生活習慣病予防のための運動を推進しています。

また、日本政策金融公庫が発表した消費者動向調査（令和３年７月）では、運動面や食に関する志向で、“健康志向”の方が多く年々と増加しています。

より皆様が、健康的で充実した人生を歩めるよう、誠意を込めて記事を執筆いたしましたので、どうか最後までご覧ください。

<その他資料>
※スポーツ庁の資料（新型コロナウイルス感染症の流行による国民のスポーツへの参画状況や意識の変化、健康状態等に関する調査研究（令和2年度））では、コロナ終息後のパーソナルトレーニングジムの利用者数は急増中。
※経済産業省の『特定サービス産業動態統計速報』の結果でも、フィットネスジム並びに、パーソナルジム利用者は数多くいらっしゃいます。

今日は巷で流行っているダイエットサプリメントについて解説していこうと思います。

この記事を見られているみなさんはGLP-1やリベルサスという言葉を聞いたことはありますか？

美容サロンや美容クリニックに通ったことがある方は聞いたことがあるかと思いますがダイエット用のサプリメントとして流通しているものです。

※BEYOND恵比寿店では推奨しておりませんが周知として今回は解説しております。

GLP-1とは

GLP-1とは厳密に言うとサプリメントではなくホルモンです。

グルカゴン様ペプチド-1というのが正式名称で腸から分泌されるホルモンの一種になります。

役割としては血糖値の調整や食欲の制御があります。

具体的には食事を摂ると小腸からGLP-1が分泌されて膵臓のβ細胞に働きかけてインスリンの分泌を促して血糖値を下げる効果があります。

また、胃の排出を遅らせて満腹感を持続させることで食欲を抑制する作用もあります。

GLP-1のダイエット効果

1、食欲抑制:GLP-1は脳の食欲中枢に働きかけ、食欲を抑える作用があるため食事量が減り、総摂取カロリーが低下します。

2、胃の排出速度の遅延:胃の排出速度を遅らせることで食後の満腹感を長く保ち、食事間隔を伸ばす効果があります。結果的に摂取カロリーの低下につながります。

3、インスリン分泌の促進とグルカゴンの抑制:血糖値を安定させて脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。

リベルサスとは

リベルサスとは２型糖尿病の治療に使用される経口薬でセマグルチドという成分を含んでいます。

血糖値のコントロールを改善して体重減少効果を期待できる薬です。

リベルサスの特長

1、経口投与

GLP-1受動作動薬はこれまでは注射剤として使用されてきましたがリベルサスは初めての経口投与が可能なGLP-1受動作動薬で患者がより手軽に治療を続けやすくなります。

2、作用

リベルサスは食後のインスリン分泌を抑制し、血糖値を下げる効果があります。

また、胃の排出を遅らせて食欲を抑制する働きもあります。

3、使用目的

２型糖尿病患者の血糖値コントロールを改善するために使用されます。

インスリン分泌が不十分な２型糖尿病患者に対して血糖値の管理を助ける働きがあります。

4、副作用

吐き気、嘔吐、下痢などの消化器系の副作用が確認できており、投与初期段階で起こりやすいですが次第に軽減されることが多いです。

GLP-1とリベルサスの違い

薬剤の形態

GLP-1そのものはホルモンであり、体内で自然に生成されるのですがリベルサスはそのGLP-1受容体に作用する薬剤で経口投与が可能な形で提供されます。

投与方法

GLP-1は注射で投与されることが多かったですがリベルサスは経口での投与が可能なため手軽に使用することができます。

適用対象

リベルサスもGLP-1も２型糖尿病患者に対して血糖コントロールを改善するために使用されます。

また、体重減少効果から肥満治療にも応用されることがあります。

副作用について

GLP-1、リベルサスの使用時の副作用について説明してきます。

1、消化器系の問題

悪心や嘔吐、腹痛など消化器系への影響が見られます。

2、頭痛

一部の使用患者で軽度の頭痛が報告されています。

3、食欲減退

作用として食欲を抑える働きがありますが食欲の減退が過度になる場合があります。

稀な副作用

1、膵炎

激しい腹痛を伴う急性膵炎のリスクがあります。膵炎の既往がある方は特に注意が必要です。

2、低血糖

他の糖尿病治療薬と併用する場合、発生するリスクがあります。

症状としては眩暈、震え、発汗などです。

3、アレルギー反応

皮膚発疹や痒み、稀に重度のアナフィラキシー反応が報告されています。

4、腎機能障害

特に重度の下痢や嘔吐により脱水が続くと腎臓への負担が増すことがあります。

まとめ

GLP-1やリベルサスは元々は糖尿病患者への治療薬として使われるものなのでダイエット効果は期待できますが、その分副作用もあり、重篤な機能障害を引き起こすリスクもあり危険が伴います。

ダイエットの基本は正しい食習慣と、適度な運動です。

これらを守って健康的な体を手に入れましょう。

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